みなさま、
こんにちは。

百万遍クリニック 院長 谷川 真理 拝
百万遍クリニック
院長 谷川 真理 拝

一人ひとりに寄り添う医療を…

 昨年夏に改装し、一人ひとりに寄り添う医療を目指す落ちついた診療環境が整いました。
また本年5月にこれまでお世話になった医療法人 社団医創会から独立し、個人開設の形で継承し法人化をめざすことになりました。経営主体は変わりますが、ひきつづき皆様のための運営・診療に努めますので、ご指導を賜りたく、ごあいさつさせていただきます。

がん免疫療法の進歩にも一定の貢献をしてまいりました

 百万遍クリニックは約30年前に古都京都に日本で唯一つのパストゥール研究所(現・公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター:LPCと略)の付属診療所として誕生しました。京都大学、京都府立医科大学、同志社大学、近畿大学等の大学やLPC等の研究機関と共同で主に免疫学や画像、公衆衛生の領域で研究するにあたり、臨床的部門を担ってきた歴史があります。
 たとえば、発足当時から ① 自然型インターフェロン(IFN)の研究をふまえた免疫機能のモニタリング、また発展途上であったMRIを用いた ② 脳神経内科領域の臨床研究、1994年から ③ がん免疫療法IFNANK(IFN activated Natural Killer therapy)という独自の療法をLPC当研究センター創立者岸田綱太郎らとともに開発・確立し、当時として画期的なアメリカの特許を取得しています。また ④ HIV感染症に関する公衆衛生、社会学的な研究や ⑤ シックハウス外来を開設し化学物質過敏症の研究など、時代に応じた課題に取り組んできました。
12年前に財団から分離され、医療法人 社団医聖会から医創会へと経緯する中、当初より臨床研究に必須である倫理委員会を備え、がん免疫療法の進歩にも一定の貢献をしてまいりました。近年は培養細胞系療法に重心が移行する中で、これからも再生医療新法を遵守して歩んでまいります。現在、百万遍クリニックが主に取り組んでいる「がん免疫療法」は「樹状細胞ワクチン療法」と「免疫チェックポイント阻害薬」の組み合わせです。ご質問がありましたら気軽にお問い合わせください。

テイラーメイドの医療を目指して

 百万遍クリニックは一般内科(消化器内科・循環器内科)外来を中心とする小さな医療機関ですが、画像検査(1.5TのMRI、16列のCT)や特別な免疫機能検査ができること、人権に配慮し、新しい医療に挑戦する点についてスタッフが鍛えられているという特徴があります。これからも一人ひとりに合ったテイラーメイドの医療を目指して誠実に診療に努めてまいります。どうか温かいご支援をお願い申しあげます。
2019年11月